毎日のように順位が変わる混戦のセ・リーグ。ロースコアの展開が目立つだけに、ここぞの1本が大きく左右します。のしかかる重圧を力に変える松山―。新たなバットから鳴り響く快音が、球場のさらなる歓声を引き起こします。

松山竜平 選手
「うちも含めて各球団、力の差がほとんどないので、そこでぼくは、ぼくのできる仕事、任されたところでいいところで打てるようにという。スタートでも代打でもいいところで1本、なんとか1本打てるようにというふうには心得て準備しています」

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RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
めちゃくちゃ簡単に言っていますけど、本人が言うように、ここっていうところで使われているわけですからプレッシャーはすごいと思うんです。

石田充 アナウンサー
相手ももちろん、松山選手対策で出てくる “勝利の方程式” に近いピッチャーなわけですから…

天谷宗一郎 さん
元気な中継ぎピッチャーが出てくるんですから。

石田充 アナウンサー
そういったところでことしも結果を残している松山選手です。

天谷宗一郎 さん
あと、バットもやっぱり年齢を重ねたら、打ちやすいバットにどんどんシフトチェンジしていくはずなんですけど、そことは逆に行っている。ただ、いいものは残しながら昔のパワーを取り戻した。そこも、探究心もそうですし、日々のトレーニングもしっかりしている証拠なんだろうなと思います。

青山高治 キャスター
インタビュー冒頭にバットを肩に入ってきたときにかっこいいなというバットでしたね。

天谷宗一郎 さん
迫力なかったですか。今から打席に行きますかっていう感じでした(笑)

石田充 アナウンサー
外国人が使うようなものに近いというタイプの新しいバットですけれども、一発があるということで、相手ピッチャーからしてもより怖さが増しているという38歳です。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)