全国のニュースでも話題になっていますが、中華圏の国と地域では旧正月の大型連休「春節」を迎えていて、県内には直行便だけでおよそ3万1000人が訪れる見込みです。
春節の期間中、中華圏の国と地域では帰省や観光旅行で多くの人が移動します。

県内への直行便を運航する国と地域の航空各社によりますと、県内には春節のおよそ1週間で3万1000席の座席の予約がありますが、これはコロナ禍前の2019年と比較して6割に止まる数字だということです。
内訳は台湾からが51%、韓国からが28%でおよそ8割を占めます。中国本土からの回復は鈍く、8%に止まっています。
沖縄観光コンベンションビューローでは、引き続き路線再開の働きかけなど沖縄への誘客を促したいとしています。
なぜ春節の旅行客の回復が遅れている原因は中国本土からの航空便にあります。
路線回復数コロナ禍前に比べ、台湾からの直行便は7割が回復とまずまずですが中国本土からの便はまだ半分も回復していません。

地方はまだ東京や富士山、京都など、鉄板の観光ルートから需要回復が始まっている一方、地方への波及は遅れていると分析されています。
今後も粘り強く、沖縄旅行の魅力を発信していく必要がありそうです。