ひめゆり平和祈念資料館の入館者数が30日に2400万人に達し、セレモニーが開かれました。
2400万人目の入館者となったのは、東京から修学旅行で訪れた高校2年生の林和哉さんで、普天間朝佳館長から認定証と記念品が贈られました。
足立新田高校2年 林和哉さん
「初めて来たんですが、急にそんなこと言われてすごくびっくりするのと同時にめちゃめちゃ嬉しいなと思いました。平和であり続けることの大事さを学びたいです」
ことし開館から35年を迎えるひめゆり平和祈念資料館は、沖縄戦で看護要員として動員された元学徒たちの戦争体験をもとに沖縄戦の実相を伝え続けています。
コロナ禍で入館者数が落ち込んだ時期もありましたが、資料館を訪れる人の数は戻りつつあり、今年度はおよそ40万人の来館を見込んでいるということです。