通信制高校で学ぶ生徒がうるま市の伊計島を訪れ沖縄の伝統行事・ハーリーを体験しました。また津堅島では子ども達がユニークなキャラクターと一緒に命の大切さについて理解を深める特別授業が行われました。

風光明媚な海岸で知られるうるま市の伊計島を訪れたのは島に本校がある通信制高校N高等学校の2年生合わせて146人です。スクーリングと呼ばれる対面授業のため全国各地から来沖した生徒は沖縄の伝統文化について学ぼうと課外活動の一環としてハーリーを体験しました。


地元の自治会や漁協関係者から説明を受けた後2艘のサバニに乗り込み早速、海へ出た生徒は慣れない櫂捌きに最初は戸惑っていましたが仲間と力を合わせてサバニを漕ぎ進めハーリーを楽しんでいました。

参加した生徒
「楽しかったです。腕が疲れたが協力して前に行けた。筋肉痛になりそう。バランスとるのが難しかったが楽しかった」

この日は朝から青空が広がる絶好のハーリー日和となり参加した生徒は沖縄の文化の奥深さや雄大な自然を体感していました。


やなえもん
「みんなで一緒に考えていこうというのがこの命の授業」

同じうるま市にある津堅島では子ども達が命の大切さについて議論や理解を深める特別授業が行われました。島の唯一の学校津堅小中学校に登場したのはユニークなキャラクター「やなえもん」です。

犬や猫など、動物の殺処分ゼロを目指して県内各地で講話を行っている「やなえもん」小中学生9人を前に自作のパネルを使いながらペットを飼う際のルールやマナーなどを紹介して動物の命を大切にするよう訴えました。


公演を聞いた生徒
「命の大切さを改めて知ることができてよかったです」
「命について深く学ぶことができたし自分も人を傷つけることがあるかもしれないので、言葉を考えながら言えるようにしたい」

児童生徒は命の大切さについて改めて考えていました。