最大震度7を観測した能登半島地震では沖縄県出身者も被災していて、余震が続く中不安な日々を送っています。

1日に発生した能登半島地震では最大震度7を観測し、3日午後3時までに石川県内で64人の死亡が確認されています。

震度5強を観測した金沢市で沖縄料理店を営む那覇市出身の新川日出雄さんは、地震発生時、立っていられないほどの揺れを感じたと話します。

那覇市出身・新川日出雄さん(51)
「揺れが収まってもドキドキが止まらずに震えていた。玄関開けた瞬間に目の前にものが落ちていたので、とにかくやられたなというか、うわっていう感じ。言葉が出なかった」

能登地方では3日も最大震度5強を観測。石川県内全域で余震が続いていることから片付けもままならない状態だといいます。

那覇市出身・新川日出雄さん(51)
「不安というのは余震の強さですよね。余震が5以上のものがきたり天気が崩れてきているので、雨とかで2次災害が出ないかというのが非常に怖いですね」

余震に加え3日は雨が降っていて土砂災害が発生する恐れもあり、多くの人が不安な日々を過ごしています。