北朝鮮が近く軍事偵察衛星を打ち上げるとみられることを受け、浜田防衛大臣は22日、沖縄県への迎撃ミサイル配備に向け破壊措置の準備命令を出しました。
準備命令によると、北朝鮮が軍事偵察衛星の1号機を完成させ打ち上げに向けた最終準備を急ぐ方針を示していることから、沖縄県に地対空ミサイルPAC-3部隊を展開させることや、迎撃ミサイルSM-3を搭載した護衛艦を展開させるということです。
防衛省関係者によるとPAC-3を宮古島、石垣島、与那国島に配備するため、今後、沖縄県や県内の各市町村と調整に入り、関連する機材や隊員の輸送のために沖縄本島と離島の空港や港を利用する予定です。