那覇市に本社を置く仕出し弁当・惣菜製造業者の「沖縄ケータリングサービス」が、今年5月1日、那覇地方裁判所より破産手続き開始決定を受けたことがわかりました。資本金は1000万円で、負債総額は現在精査中としています。
葬儀業、機内食まで手がけた製造業者
帝国データバンクによりますと同社は2003年10月に設立された仕出し弁当・惣菜製造業者で、スーパーや葬儀業者などを主な得意先として、法事や行事用の折箱・重箱・オードブル・各種惣菜の製造を主力事業としていました。
また、航空会社から機内食・空弁の受注も手がけ、ピーク時とみられる2013年3月期には年売上高で約2億円を計上していました。
競争激化とコロナ禍で売上高が10分の1以下に激減
しかし、同業他社の参入によって競争が激化し、機内食を中心に受注が減少しました。その結果、2017年3月期の年売上高は約3700万円まで落ち込み、赤字に陥って資金繰りも悪化したとされています。
さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2021年3月期の年売上高は約1900万円まで減少しました。
コロナ関連の給付を受けながら事業を継続していたものの、流行の収束後も業績は回復せず、借入負担も重なったことから、経営の存続が難しいと判断し、事業を断念したということです。








