沖縄県内の遺跡で発掘された土器や石器などの出土品を紹介する展示会が、西原町の県立埋蔵文化財センターで開かれています。
この企画展「発掘調査速報」は県内の文化財の発掘調査の最新成果を広く知ってもらおうと県立埋蔵文化財センターが毎年開いているものです。
会場では2025年度に行われた3件の発掘調査で出土した土器などが展示されています。
このうち琉球王国の跡継ぎの屋敷だった「中城御殿跡」からは瓦や陶磁器などのほか、位牌(いはい)が出土しています。
また、戦時中、米軍の沖縄侵攻に備え首里城の地下に作られた「第32軍司令部壕」からは、様々なガラス製品と共に配電盤とみられる金属製品や木材をつなぎ合わせるコの字型の大きな釘「かすがい」が見つかっています。
埋蔵文化財センターでは、遺跡や遺物を通して歴史や文化に親しみを持ち、先人たちの暮らしに思いをはせてもらえればと期待を寄せていました。
この展示会は2026年8月23日まで、西原町上原の県立埋蔵文化財センターで開かれていて、期間中、発掘調査の担当者が報告を行う文化講座も予定されています。








