普天間基地跡に沖縄県庁移転の計画案

資料には、当時から米軍基地が発展の阻害要因と考えられていたことが記されていました。

「1960年代の後半を境に、沖縄経済における米軍基地の役割は停滞から減少に転じてきている―軍事基地の存在はむしろマイナスファクターとして働いている面が大きくなってきている」
(「軍用地および軍用施設」転用の基本的考え方より)

資料の中で特に翁長さんの目を引いたのが、普天間基地の跡地に沖縄県庁を移転する案でした。

「接収されている地域は平坦部で利用価値の高い土地である。新行政センターの候補地として最も有望視されているところである」
(「軍用地および軍用施設」転用の基本的考え方より)

さらに「鉄道路線図選定」という、沖縄本島を縦断する鉄道の整備についても記されていました。

基地の間を縫うように、那覇市から旧石川市までの35キロ区間に11駅を設け、1日132本(最大4両編成)を運行させることで、1日に5万5000人を輸送できると算定していました。

「最近の軍道一号線(現在の国道58号)における交通の著しい渋滞対策として、更に非常に多くを期待している観光客に特に西海岸の風光を紹介したい等々、少なからぬ希望をのせての将来計画でもある」
(「軍用地および軍用施設」転用の基本的な考え方より)