現在の跡地利用計画について翁長さんは…
沖縄の振興策や基地の跡地利用をめぐっては、現在、県が進める「新・沖縄21世紀ビジョン」や経済界を中心に議論されている「GW2050 PROJECTS」などがありますが、真喜屋さんはそれぞれの取り組みを評価したうえで、次のように指摘します。
「戦後の不均衡な都市のつくり方が、現在に至るまで続いてしまっている。経済発展のみを期待するのではない、空間がないために苦しい生活を強いられてきた、居住空間を強いられてきた人たちや(そのような)エリアをどう再編するのか、跡地利用の視点が必要だなと思います」
地域格差を解消し、基地の存在で無秩序に形成された街をいかに再編するか、これからの沖縄を議論するうえで欠かせない視点です。
復帰から54年を経てもなお、基地が横たわる沖縄について翁長さんは、復帰後の”青写真”を描いた人々に思いを馳せ、最後にこう述べました。
翁長巳酉さん:
「がっかりだと思う。沖縄の政党、右も左もみんな東京を見ているような印象しかないです」
かつて先人たちが示した”気概”は、これからの沖縄を考え、つくっていくうえで必要なことなのかもしれません。








