那覇市は14日、市内での水痘(みずぼうそう)流行を受け、「水痘注意報」を発表しました。主に子どもの病気ですが、成人で発症する場合は重症化するリスクが高く、妊婦については胎児への影響もあるため、注意が必要です。

最新週(第19週:5月4日〜10日)の定点あたり報告数は1.60となり、注意報基準値の1.0を超えました。今後4週間以内に大きな流行が生じる可能性があるとして注意が呼びかけられています。今年5回目の注意報発令です。

水痘は水痘帯状疱疹ウイルスによる感染症で、発熱とかゆみを伴う発しんが全身に現れます。空気感染・飛まつ感染・接触感染で広がり、潜伏期間は10〜21日程度です。発症の90%以上が9歳以下の小児に集中する一方、成人では重症化リスクが高いとされています。

予防にはワクチン接種が有効で、1回接種で重症水痘をほぼ100%予防、2回接種で軽症も含めた発症予防が期待できます。那覇市では1歳以上3歳未満を対象に定期接種を無料で実施していますが、接種率は2023年度の83.27%から2024年度には79.34%へ低下しており、未接種の方は早めの接種が推奨されています。

那覇市は、症状が疑われる場合、事前に医療機関へ連絡のうえ受診を呼びかけています。詳細は那覇市保健所の公式ページをご参照ください。