当日朝、海の状況は「悪くない」と判断か
――転覆現場映像では付近には白波が。どんな海域だったのか
山下記者:
海上保安本部によりますと、転覆した場所はサンゴ礁に近く、波が大きくなりやすい海域で、現場で警備にあたっていた職員のカメラ映像にも船が大きな波にあおられている様子が残されていたということです。
――転覆した船の運航体制は
山下記者:
2隻を運航する「ヘリ基地反対協議会」によりますと、「平和丸」は20年以上、「不屈」は10年以上市民団体が抗議活動をする際に使われていました。
学校などからの依頼で年に数回ボランティアで学生や生徒を船に乗せて埋め立てが進む辺野古の海を案内していたとしています。死亡した船長は(71)はこうした船の船長を10年以上務めるベテランで、16日は朝7時半の会議で海の状況は悪くないと判断したということです。
また、船長と生徒の21人全員が救命胴衣を着用していたことが確認されています。
――当時、周辺海域には波浪注意報が出ていた
山下記者:
事故当時現場海域では約4メートルの風が吹いていて、波浪注意報が出ていました。ただ出航を見合わせる判断基準は風速7メートルから8メートルだったことから出航可能と判断したとみられます。
海上運送法では料金を取る・取らないに関わらず、需要に応じて人を乗せて船を運航する場合は「内航一般不定期航路事業」として国へ登録することが義務付けられています。
ヘリ基地反対協議会はボランティアで運航していたため、この登録をしていなかったと説明していて、今後沖縄総合事務局が調査をする方針です。








