「例えば、半年間コーチ資格を停止された人が、なぜ戻ってこられるんですか? (何が基準で戻ってこられるかの明確化のために)少なくとも私たちは、人権や尊厳などを学んでもらって『仮免許は出せますよ』という状況にします」
週6日、7日練習は「人権侵害」
谷口さんが訴えるのは「人権」を学ぶ必要性だ。
例えば選手が休息をとる権利や、練習に行くかを自分で決める権利も、人権のひとつだ。

「週に6日も7日もスポーツをさせているのは人権侵害です。仕事でも残業時間がものすごく問題になっていて、効率的に能率的に合理的に、って言葉がこれだけ社会にあるのに、なぜ子どもたちだけが長時間拘束されるのか。週7日も練習させるクラブは指導者が下手くそや、と私は認識しています」
一部の指導者や保護者に見られる、「子どもの人権」への意識の欠如に対して、“大阪のおばちゃん” から鋭い突っ込みが入った。








