去年開催された野球のジャパンウィンターリーグの県内への経済効果が、5億円あまりになるとの調査結果が発表されました。

同リーグは、プロ野球を目指す選手たちへの実戦の機会の提供と、野球人材の発掘や育成を目的に、2022年から開催されているものです。

りゅうぎん総合研究所は、同リーグにおける県内への経済効果について調査レポートをまとめ、去年11月から12月にかけて行われた2024年大会の経済効果が5億8300万円だったと発表しました。参加選手数や観客数の増加に伴い、全体の消費額が拡大したことで前の年から3700万円増加しています。

産業別にみると宿泊業が1億6100万円と最も多く、次いで飲食サービス業の8700万円、大会運営費などの対事業所サービス5100万円となっています。

りゅうぎん総合研究所は今後、全国的な認知度とブランド力を高め、地域コミュニティなど外部団体との連携を強化することで、更なる経済効果の拡大も期待できると分析しています。