八重山地方では、前線や熱帯低気圧の影響で大気の状態が不安定になっていて、石垣島地方には大雨・波浪警報が発表されています。また波照間島では21日から22日にかけて記録的な大雨が降りました。
沖縄気象台によりますと、波照間島では、午後4時40分までの24時間で478ミリと、観測史上最大の雨を記録しました。

▼波照間島に住む仲底善章さん
「21日夜7時半ごろは、ひざ下10センチくらいを水が流れていました」「溜め池が満水になり水がはけきれなくなって、道路まで水浸しになっていました」
竹富町役場によりますと、町内に20か所の避難所を開設しましたが現在のところ避難者はおらず、人身被害も確認されていないということです。
沖縄気象台は、石垣島地方ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいる場所があるとして、23日の明け方にかけて土砂災害に警戒するよう注意を呼びかけています。