沖縄県内の定時制や通信制の高校で学ぶ生徒が学校生活などで学んだことを発表する催しが16日、宜野湾市で開かれました。

「私が辛かった時、支えとなったのは、周囲の人々の思いやりと希望の言葉でした」

67回目となる大会には定時制と通信制の高校8校から10人が出場し、学校生活やそれぞれの体験を通して学んだことを発表しました。

このうち、コザ高校4年の城間裕翔さんは、中学1年の時に発症した急性リンパ性白血病を乗り越えた経験をもとに「諦めなければ道が開ける」と訴え、最優秀賞を受賞しました。

コザ高校定時制4年・城間裕翔さん(20)
「この4年間で、私は学ぶこと、挑戦すること、支え合うことの意味を知りました」
「片目は見えない、でももう一つの目で確かに希望は見えています」

城間さんは来月、東京で開かれる全国大会に県代表として派遣されます。