日本文学振興会が「第174回芥川賞・直木賞」の候補作を発表しました。

「芥川賞」の候補には、▼久栖博季さんの『貝殻航路』、▼坂崎かおるさんの『へび』、▼坂本湾さんの『BOXBOXBOXBOX』、▼鳥山まことさんの『時の家』、▼畠山丑雄さんの『叫び』の5つの作品がエントリーされました。

38歳の久栖さん、26歳の坂本さん、ともに33歳の鳥山さんと畠山さんは初めての候補です。

一方、「直木賞」の候補には、▼嶋津輝さんの『カフェーの帰り道』、▼住田祐さんの『白鷺立つ』、▼大門剛明さんの『神都の承認』、▼葉真中顕さんの『家族』、▼渡辺優さんの『女王様の電話番』の5つの作品がエントリー。

41歳の住田さん、51歳の大門さん、49歳の葉真中さん、38歳の渡辺さんは初めての候補となります。

選考会と授賞作の発表は、来月(1月)14日に都内で行われます。