本部町は東京の財団の支援を受けて救助艇や毛布など災害時に使う資材を備えた防災拠点を整備します。

今月9日本部町役場で、B&G財団法人の常務理事・朝日田智昭さんから平良武康町長に、支援金の決定通知書が手渡されました。

B&G財団による支援金は総額4400万円で、県内では名護市に続き2例目となります。

本部町は、支援金を活用して、災害時の体制強化を進め、避難所の運営に必要な非常用電源や照明設備などを保管する防災倉庫を建設します。



さらに、救助などに使う小型のショベルカーや救助艇などを配備するということです。

また、配備した機材を実際に扱う人材を育成する研修も予定しています。

▼公益財団法人B&G財団 朝日田智昭 常務理事
「全国で100か所の整備を目指していて、隙間のない災害支援、場所的な配置も考えて設置した」
▼平良武康 本部町長
「できれば使わないで過ごせたらいいが、万が一の備えというのは現実でとても重要な課題だと捉えている」

本部町は平時から備えを充実させ、災害発生時に迅速に対応できる体制を整えたいとしています。