県内で外国人観光客のマリンレジャー中の事故が過去最悪のペースで発生していることを受けて、海上保安庁は11日、外国人観光客に海の事故を防ぐための注意を呼びかけました。

那覇市から周辺離島に向かう船内では11日、海を安全に楽しむための注意を呼びかけるアナウンスが3か国語で行われました。



またターミナルの待合室では、海上保安庁が12か国語で作成したパンフレットを外国人客に配布しながら、海を安全に楽しむための注意点を伝えていました。

▼フランスからの観光客2人組
「マリンレジャーをする上で、ルールづくりは重要だと思う」
「これからシュノーケリングをする」

県内では今年1月から10日までに、79件のマリンレジャーの事故が発生していて、外国人観光客は11人が事故に遭っています。

▼海上保安庁 永田誠一郎 海難防止対策官
「事故が起きるというのは、非常に悲しい、残念なことなので、我々の力で1件でも多くの外国人の海難事故を減らしていきたいです」

海上保安庁は多言語による注意喚起を、今後も継続する方針です。