まつりの主催団体に名を連ねる琉球新報社と沖縄テレビは、RBCの取材に対し次のようにコメントしています。

▼琉球新報社
「直接、選考に関わっていない。沖縄全島エイサーまつりは地域の青年会が参加してきた行事だと認識している。自衛隊の南西シフトをめぐっては、様々な議論があり、道ジュネーに自衛隊が隊として参加することに、違和感を禁じ得ない。選考について協議の場はなく、8日のタイムスの報道を受けて社内で認知した」

▼沖縄テレビ
「当社は実行委員会を構成する一社だが、道ジュネーに参加する団体の選定には関与しておらず、一連の報道で自衛隊の参加を把握した。自衛隊の参加について賛否が分かれる以上、より慎重な議論があってしかるべきと捉えている」

一方、実行委員会事務局によりますと、15旅団の出演を含むまつりのプログラムは、すべての主催団体から8月上旬までに決裁を得たということです。

沖縄市役所に置かれた実行委員会事務局の担当者は、15旅団の出演を「取りやめる理由があれば、取りやめる可能性もある」としています。