大型店舗にはない“自分たちの街”の魅力



今年3月には、近隣の普天満宮とともに門前祭りを開催するなど広がりを見せています。

周辺の開発が進むなか、街の活気に欠かせないのは、そこで暮らす人々の思いだと大野さんは、話します。

▼すずらん通り会 大野華子さん
「街って、やっぱりこの外だけがどんなにかっこよく、きれいにできあがっても、それを営んでいるのは中の人たちなので、ここで日々の営みをしている人たちが、そこにある程度の矜持を持って『自分たちの街なんだ』と思いながら生活をしていくのと、そうじゃないのとでは、やっぱり街の盛り上がりは全然変わってくると思うんです」

これからも通り会の仲間と協力しながら、大型施設にはない魅力ある街にしたいと話します。

▼すずらん通り会 大野華子さん
「街に出かけていかないと手に入らない、見られない、感じられないものがあったと思うんですよ。そういうものを求めて、今度は逆に街に人が戻ってくると思っていて、戻ってきたときに『どうですか?』と言えるような街でありたい」

宜野湾市を訪ねると、小さな通りを活気付けようと取り組む人の姿がありました。

ますます行ってみたくなる「すずらん通り」クイズ



通り会の結成によって、若者の姿も増えたすずらん通り。こちらの「フテンマート」は、食器や衣料品などが並ぶ雑貨店ですが、店の奥では”あるもの”を取り扱っています。それは一体なんでしょうか?