ラムサール条約登録地を臨む自然環境にある那覇市の漫湖公園の一部が整備され、27日、竣工式が行われた。県内で初めてスターバックスコーヒー(那覇鏡原店)が併設された公園として、9月1日に供用開始となる。

漫湖公園は市内中心部にありながら豊かな自然に恵まれ、冬場には多くの渡り鳥が訪れるなど多様な生態系を学べる環境にある。店舗は、漫湖水鳥・湿地センターと連携し、野生生物の保護や湿地保全、啓発活動に共同で取り組み、漫湖や公園、沖縄の豊かな自然の魅力を発信する予定だ。

整備されたエリアは駐車場が20台分拡充され利便性が向上された。また園内の店舗ではビーク(い草)のゴザを貸し出し、店舗前の芝生でくつろげるようにするなど、景観も楽しむコンセプトが特徴だ。

また、クジラを模した遊具が従来から親しまれている「くじら広場」には、新たにバスケットボールのコートと20台分の駐車場が整備され、公園としての魅力が増した。