【1回表】
1回、先頭で打席に入った、1番・新垣瑞稀はいきなり快音を響かせ、夏の甲子園、初ヒットを放ちますが、後続を断たれ先制はなりません。

【1回裏】
先発マウンドを任された新垣有絃は、1死3塁2塁のピンチを招き、鳴門の4番、稲山との勝負。三振に仕留めると、続く5番橋本も連続で三振に切って取りピンチを脱します。
【2回表】
新垣を援護したい沖尚打線は、1死1塁から、7番の宜野座が左中間を破る2塁打で1点を先制します。

▼宜野座恵夢
「(先発の新垣が)少し緊張していたので、どうにか1点ほしいという思いで打席に立った」
援護をもらった新垣有絃は、2回以降立ち直り、キレのあるボールで鳴門のスコアボードに0を並べます。
6回からは、同学年のエース、末吉良丞にスイッチ。8回には兄・瑞稀も、1塁の守備で好プレーを見せ、チームを盛り立てます。