那覇市首里の中城御殿跡で6日、不発弾の処理が行われ、無事に終了しました。
中城御殿は琉球王国時代に王の世継ぎが住んでいた屋敷で、沖縄戦で焼失しました。アメリカ世を経て本土復帰後、県立博物館が建てられましたが2006年におもろまちに移転。現在は、復元工事が進められていますが、今年5月、米国製の125キロ爆弾1発が御内原と呼ばれるエリアで見つかりました。
現場から半径およそ250メートル以内に住む住民など、約2300人に避難が呼びかけられ交通規制が敷かれました。
処理作業は6メートルの深さの穴で信管を取り除く方式で行われ、午前10時37分に無事、終了しました。