未来のサッカー日本代表、W杯を目指す選手が海を渡ります。豊見城市出身の上江洲弘弥選手が、19歳以下のドイツ1部リーグの「SGウンターラート」に入団することが決まりました。

豊見城市出身、この春に豊見城中学校を卒業した上江洲弘弥選手。国内での高校進学ではなく、海外でチャレンジする道を選びました。

▼上江洲弘弥 選手(16)
「ヨーロッパで活躍したい目標があったので、やっぱりそこが近道かなと思って行きました」

春まで所属していたFC琉球U-15では、ストライカーとして活躍。50m6秒台前半のスピードと、両足でシュートが打てる技術を武器に得点を量産し、14歳以下の九州選抜チームにも選ばれました。

弘弥さんには県内外のチームから声がかかりましたが、より高いレベルでのプレーを求め、強豪国・ドイツへのサッカー留学を決意。

来月からの入団に備え、兄の一綺さんとともに、沖縄で練習を積んでいます。

▼兄・一綺​さん(24)
「プレーを見て、同年代の子たちより少し上手いかなとは思っていました。上手くなってきている。まだこれからだと思うので、頑張ってほしいです」

▼上江洲弘弥 選手(16)
「まずは試合に出て、やっぱりFWなので点に絡んで、1点でも多く決めることです。ブンデス1部でデビューして、日本代表に選ばれてW杯に出たいです」

日本代表として、将来のW杯へ。大きな夢を抱く沖縄の少年がドイツでの挑戦に踏み出します。