去年8月、千葉県船橋市の診療所に21歳の男性の遺体が遺棄された事件で、警察は男性に暴行を加え死亡させたとして、新たに20代の男3人を逮捕しました。

逮捕されたのは、いずれも無職の山科力輝容疑者(23)、小川峻矢容疑者(22)、野村紘汰容疑者(24)で、去年8月26日未明、船橋市の公園で千葉市若葉区の会社員・三浦未来さん(当時21)の顔を殴るなどの暴行を加え死亡させた疑いがもたれています。

山科容疑者と小川容疑者は、この暴行の前日にも東京・墨田区の公園で三浦さんに殴る蹴るなどの暴行を加えた疑いで逮捕されています。

この事件をめぐっては、去年8月27日に三浦さんの遺体が船橋市夜間休日急病診療所で見つかり、すでに20代の男2人が遺体を遺棄した疑いで逮捕されています。

警察によりますと、亡くなった三浦さんは、逮捕された男5人のいずれとも知人で、暴行を受けてから遺体が遺棄されるまで車で連れ回されていた状況だったとみられるということです。

警察は3人の認否は明らかにしていませんが、何らかのトラブルがあったとみて事件の詳しいいきさつを調べています。