サッカー決勝戦は男女ともに同じ対戦カード 那覇西VS那覇



参加46チームの頂点、全国インターハイ出場をかけた県高校総体の決勝戦。大会連覇を狙う那覇西と、今年2月の新人大会を制した那覇。同地区のライバル同士が激突しました。

序盤で、主導権を握ったのは、ブルーのユニフォーム那覇。相手陣内でも積極的にプレッシャーをかけ、ボールを奪います。



前半13分。FKのチャンスから最後はシュートまで持っていきますが、那覇西も、DFが壁となって失点を許しません。

すると、逆に18分。相手陣内、宮里豪のロングスローから、上地玲央のヘディングシュート。



▼上地玲央 選手(那覇西・3年)
「いい時間に先制できて自分たちが得意としている流れでもあったので、チームの勢いにのった1点だったかなと思います」

試合が動き、追いつこうと気持ちを見せる那覇。一方、突き放そうとする那覇西と、互いの意地がぶつかる好ゲーム。



後半6分。那覇は、右サイドからのクロスに、比嘉泰友!



直後には那覇西もチャンスを作り、池根翔太!

互いに譲らず、一丸となってゴールを守ります。試合を決める得点が生まれたのは後半18分でした。



相手陣でボールを奪った那覇西は具志堅洸から空いたスペースをつなぎ、最後は池根!!

この大会にかける思いを体現した選手たちは、そのままリードを守り、ホイッスル。

那覇西が、2年連続19度目の全国切符を勝ち取りました。



▼具志堅洸 主将(那覇西・3年)
「新人大会がベスト8に終わってしまって総体優勝出来てホッとしています。1戦必勝でどんな相手にも、諦めずに、勝ち続けたいと思います」

女子サッカー 那覇西が後半に追いつきPK戦へ



男子と同じカードとなった女子決勝は、大熱戦。後半、互いに1点ずつを奪い合うと、延長でも決着着かず、PK戦にもつれ込みます。ここでも一進一退となりますが、最後は5人目のキッカー、松田琉璃子が決めて勝ち切った那覇西。11年ぶりの優勝を果たしました。

高校生たちが全力を尽くした県高校総体。6日(金)には、ダイジェストをお伝えする予定です。