東北放送
【12月31日：大みそか】「年越し寒波の襲来」
大みそかは、北日本を中心に強い寒気が流れ込む見込みです。
北日本では日本海側を中心に雪が降り、積雪が増えるでしょう。
北日本の太平洋側では、晴れ間の出る所もありますが、寒気の影響で気温があまり上がらず、年末らしい寒さが戻りそうです。
西日本から東日本は、日本海側では雲が多く雨や雪の降る所もありますが、
太平洋側は晴れる所が多い予想です。
【1月1日：元日】「初日の出や初詣も寒さ厳しく」
元日は強い寒気や気圧の谷の影響を受ける地域が広がります。
北日本の太平洋側でも雪が降りやすく、気温もさらに低くなり、東北地方の平地でも最高気温が0℃未満の真冬日になる所もありそうです。
西日本から東日本の日本海側は雨や雪の降るエリアが広がり、太平洋側も雲が
広がりやすくなりますが、関東地方や東海地方を中心に晴れ間も出そうです。
気になる「初日の出」は、日本海側では雲が多いため、厳しいでしょう。
関東地方は晴れた空の下、初日の出を拝むことができそうですが、太平洋側のその他の地域では雲が多く、雲の切れ間から、初日の出を拝む形になるかもしれません。
最高気温は広く10度以下となり、北日本では東北南部ですら5度に届かない厳しい寒さになるため、日中に初詣に行かれる方も、防寒対策は万全にする必要があります。
【1月2日～4日】「Uターンラッシュは大雪の所も？」
Uターンラッシュが予想される2日以降も、太平洋側は比較的晴れ間が出ますが、日本海側を中心に寒気の影響で雪や雨が降るでしょう。
車での移動を予定している方は、日本海側や山沿いの道路を中心に、
積雪や路面の凍結によるスリップ、ふぶきによる視界不良にも注意してください。
【1月5日】「厳しい寒さでの仕事始め」
寒気の影響は仕事始めの5日になっても続く予想で、年明けらしい寒さの中で仕事始めを迎える地域が多いでしょう。
太平洋側は晴れ間が出ますが、日本海側を中心に雪が降る見込みです。
まだ予想の不確定性は大きいものの、JPCZ（日本海寒帯気団収束帯）の発生が予想されていて、寒気の強さや雪雲のかかり方などによっては、大雪となる地域も出てくるかもしれません。
大みそかから仕事始めの1月5日（月）にかけては、広い範囲で寒気の影響を受ける日が続くと見られ、冬の寒さが続き、日本海側を中心に雪の降る日が多くなりそうです。
また、29日午前11時時点、気象庁は大みそかから1月3日にかけて、山形県や新潟県などの日本海側の地域に大雪警報を発表する可能性があるとしていて、最新の気象情報に注意が必要です。
正月三が日をゆっくり過ごした後は、仕事始めに向けて、早めに準備した方がいいかもしれません。
