本島中南部で路線バスを運行する東陽バスは、6月1日から運賃をおよそ2割値上げします。

東洋バスによりますと、6月1日からの値上げは高速バスを除く8路線全線で適用され、初乗りが現行より30円高い190円となります。
通勤1か月定期券は1260円値上がりし7980円となります。およそ2割の値上げ幅です。
一方、通学の1か月定期券は割引率が引き上げられ、ほぼ据え置きの運賃となりました。子育て世代の家計負担を考慮したということです。
東陽バスは、物価高による燃料費高騰やバス利用者の減少による収入減が値上げの理由だとしています。
東陽バスが運賃を値上げするのは2008年以来17年ぶりです。