沖縄本島中部の限られたエリアで、洪水警報が発表される大雨が降り、住宅の床上浸水など被害が相次ぎました。
24日、沖縄本島地方は気圧の谷の影響で大気の状態が不安定になり、沖縄市胡屋では午後2時から6時までの4時間に42ミリの降水量が観測されました。
沖縄気象台は25日午後4時半ごろから午後8時すぎまでの間、沖縄市とうるま市に洪水警報を発表し警戒を呼びかけました。
県などによりますと、この大雨で人的被害は確認されていませんが、沖縄市とうるま市で少なくとも床上浸水が19件、床下浸水が3件発生し、30台以上の車が水没する被害を受けました。
また、うるま市宇堅では、25日午後、およそ2時間にわたり最大で202戸が停電するなど市民生活に大きな影響が出ました。
