最後の相手はRIZINGS徳島。前半からキャプテン宮里と越を中心に得点を重ねるキングスは8点リードで前半を折り返すと後半、越が鋭いドライブで魅せます。
▼越圭司さん「スリーポイントが入った分、ディフェンスは絶対外に寄ってくると思ったので、そこをフェイクにして中へのドライブなど、相手を惑わすようなことをしていました」
しかしこの日は徳島のスリーポイントが想像以上に決まりました。第3クオーターに逆転を許すと、そこからはシーソーゲーム。キングス2点ビハインドで、残り8秒。命運を託された越のミドルショットは、惜しくも外れます。
▼越圭司さん「最後は自分が決めてやるって思いで打ったんですけど、自分の努力不足で、ああいうラストシュートが入らなければエースではないんですけど、またこれからあのシュートが入るように練習していこうと思います。将来は日の丸を背負えるような選手になっていきますし、自分は世界でバスケットがしたいのでアメリカには行きたいと思っています」
▼宮里 俊佑 主将「自分はNBAプレーヤ―を目標にしているのでこの負けをただで終わらせるのではなく、自分自身に何がたりなかったのかを1日1日突き詰めて将来に向けていいスタートを切りたいです」
全国準優勝という誇りを胸にーさらなる飛躍をめざす中学生たちの挑戦はこれからも続きます。