中学生世代の日本一を争ったバスケットボールのJr.ウインターカップ。琉球ゴールデンキングスU15が初の決勝の舞台に立ち準優勝に輝きました。
悔しさと誇らしさを胸に9日、沖縄に凱旋した、琉球ゴールデンキングスU15の選手たち。
▼宮里 俊佑 主将「準優勝という結果はキングスU15の歴史を変えられたところは あるのかなと実感しています」
県内各地の中学校から、44人の有力選手が集うキングスU15。「超高速バスケ」を磨き、中学日本一を目指しました。
部活動や地域クラブの枠を超え各県の代表が集結したJr.ウインターカップ。準決勝、キングスに立ちはだかったのは、15歳にして身長196センチ、飛び級で18歳以下の日本代表にも選出されるオールラウンダーの白谷をようする四日市メリノール学院中学校(三重)。夏の全中を制し、「一強」と目されていました。
しかし、キングスも負けません。身長191センチのビックマン友寄や、キャプテン宮里、身長163センチでキングスでプレーしたいと名古屋から移住した越のスリーポイントなど、高確率でシュートを決め9点リードで前半を折り返します。
後半、越がこの日8本のスリーポイントを含む35得点の活躍。豊富な運動量で相手を翻弄し、試合終盤は倒されても、こんな腕立て伏せでアピール。
▼越圭司さん「いやあ、あそこは、まだまだ自分はイケるよというところを見せたくて」
その姿見てどう思いました?
▼友寄快星さん「自分試合中、それを見ていなくて(笑)試合動画を振り返ってこんなことをしていたんだなって」
30センチ近い身長差のある2人ですが、友寄選手にとって越選手は…。
▼越圭司さん「小さいですけど身長を感じさせないプレーで、練習でマッチアップしていてもとても手ごわい、すごい選手だと常に感じています」
四日市の白谷には54得点を許したものの粘り強い全員ディフェンスで他の選手の攻撃機会を奪ったキングス。優勝候補筆頭を相手に17点差をつけ中学世代の県勢男子としては、2013年のジュニアオールスター以来、12年ぶりに全国の決勝の舞台に立ちます。