機体の不具合で全便が欠航となっていた琉球エアーコミューターが、機体の安全が確認できたとして25日、3日ぶりに運航を再開させました。
琉球エアーコミューターによりますと、22日夜、機体のタイヤのホイールをとめるボルトなどの一部が緩んでいるのが見つかり、保有5機のうち4機で同じ不具合が見つかったため、23日と24日の2日間、全便を欠航していました。
影響は2日間で約3000人に上りました。
琉球エアーコミューターはすべての機体を予備のタイヤに替え、安全の確認がとれたとして、25日朝から運航を再開しました。
搭乗を待つ乗客が多い路線から便の調整を行っていて、25日も欠航となっている久米島便などは、グループの日本航空が臨時便を出すなどして対応しています。

▽久米島に戻る人
「飛行機が飛ばなかったらもう用事が半分しかできないよ。大変よ」
▽久米島に旅行する人
「一安心です。船で行かなきゃいけないのかなと心配だったんですけど、よかったです」
琉球エアーコミューターはメーカーと協力して今回のトラブルの原因を究明し、再発防止につなげる考えです。