機体の不具合で23日、全便が欠航となった琉球エアーコミューター(RAC)は、24日も安全が確認されていないとして、再び全便を欠航させました。
琉球エアーコミューターによりますと22日夜、保有する5機のうち4機でタイヤのホイールをとめるボルトなどの一部が緩む不具合が確認され、23日には運航する41便全便を欠航させ、原因究明と整備にあたっていました。
しかし24日になっても安全が確認されていないとして、24日も全便が欠航となりました。
日本トランスオーシャン航空(JTA)が那覇-久米島間で臨時便を運航したものの、宮古島と多良間島を結ぶ便や、那覇と与那国島を結ぶ便など合わせて41便が欠航し、1500人あまりに影響が出ました。

▽多良間島に帰省予定の客
「一旦、宮古まで行って、それから考えます。父の介護で行くのでちょっと困っちゃうな」
▽関西から那覇経由で与論島へ観光予定の客
「(与論島への)フェリーがあるって聞いたんですけど、もう空席待ちが30人近くいるということだったので、難しいかなと思ってやめました」「慶良間の方にアクティビティで行くかとか、相談中です」
25日以降の運航について琉球エアーコミューターはホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。