宮古島市の宮古空港の近くで、太平洋戦争で投下された不発弾が見つかりました。宮古島市などによりますと、見つかったのは250キロ爆弾2発です。
今月8日と11日に、宮古空港の東にある畑で磁気探査をしていたところ、地面からそれぞれおよそ80センチと2メートル70センチの地中で発見されました。
宮古空港は太平洋戦争当時旧日本軍の飛行場があった場所で、県によりますと見つかった2発は、米軍とともに攻撃に参加した英国軍のものとみられるということです。
250キロ爆弾は今月2日に宮崎空港で爆発した不発弾と同じ大きさで、移動させると爆発する可能性があるため、市は今後自衛隊とともに現地処理に向けた調整を進めることにしています。
宮崎空港での不発弾の爆発を受け、国土交通省は那覇空港を含む全国5つの空港で磁気探査を行う方針です。