今月27日に投開票される衆議院選挙で、JNNと毎日新聞は合同で情勢調査を行いました。沖縄の4選挙区のうち、自民党とオール沖縄勢力が2つの選挙区で接戦、2つの選挙区で自民党が一歩リードしていることがわかりました。

JNNは毎日新聞と合同で携帯電話を使ったインターネット調査を行い取材を加味して衆議院選挙の序盤情勢を調べました。

沖縄1区は自民候補が一歩リード 共産候補が追う

前職2人と元職1人、新人1人が立候補している沖縄1区では自民党の国場幸之助さんが一歩リードし、共産党の赤嶺政賢さんが追っています。無所属の下地幹郎さんは追い上げに懸命で、参政党の和田知久さんは広がりを欠いています。

国場さんは公明党支持層の約6割から支持を得ていますが、自民党支持層は約5割にとどまっています。赤嶺さんは社民党と共産党の支持層の約7割を固めていて、立憲民主党支持層の約5割の支持を集めています。

沖縄2区は社民候補と自民候補が接戦

前職2人と新人3人が立候補している沖縄2区。社民党の新垣邦男さんと自民党の宮﨑政久さんが接戦で、日本維新の会の赤嶺昇さんと参政党の今野麻美さんは出遅れています。

新垣さんは立憲民主党と社民党支持層の7割を固め共産党支持層にも支持を広げています。宮﨑さんは公明党支持層の約7割から支持を得ていますが、自民党支持層は約5割にとどまっています。

沖縄3区は立憲候補と自民候補が接戦