衆議院選挙は15日公示され、沖縄の4つの選挙区には合わせて16人が立候補を届け出ました。

沖縄1区には届け出順に、次の4人が立候補しました。

無所属元職・下地幹郎さん
自民党前職・国場幸之助さん
参政党新人・和田知久さん
共産党前職・赤嶺政賢さん


これまで6度、衆議院選挙に当選してきた下地さん。今回の選挙は政治家引退をかけて無所属で臨みます。

▽無所属・下地幹郎候補
「イデオロギーはもういらない。政党もいらない。私たちの役目は、沖縄県民のために何をやるかです。無所属だからこそ、私が活躍できる、それが今の政治状況なんです」

国場さんは政権与党を担ってきた自公政権の強みをアピールしつつ、物価高対策を強調しました。

▽自民党・国場幸之助候補
「今回の総選挙の争点、経済です。経済であり、経済であり、経済が最も重要でございます。政治は生活です」

琉球大学の現役教授である和田さんは、専門知識を活かして技術産業などの分野で貢献したいと訴えました。

▽参政党・和田知久候補
「景気対策です。積極財政です。この失われた30年で貧乏になった日本人を立て直す。日本をなめるな、ということで訴えていきたいと思います」

沖縄戦直後に、遺骨収集をしてきた経験のある赤嶺さん、沖縄を2度と戦場にさせない決意を示しました。

▽共産党・赤嶺政賢候補
「憲法を踏みにじって、沖縄県民に強引に基地を押し付けてくる政府。ウチナーウマンチュが団結して立ち上がろうではありませんか」