先月30日、沖縄本島の南東約400キロの海域で漁船から出火し沈没した事故で、第11管区海上保安本部は、行方不明となっている69歳の機関長の専従捜索を2日午後7時で終了したと発表した。今後は通常業務の態勢で捜索が行われる。
沈没したのは漁船「第八光栄丸」で、他に乗船していた7人は救命ボートで漂流したあと付近にいたLNGタンカーに救助されていたが、69歳の機関長1人の行方は分からないままだった。

第11管区海上保安本部によると第八光栄丸は8月8日に泊漁港を出港し9月8日に戻る予定だったが、8月30日午前6時ごろ、沖縄本島の喜屋武岬から南東に約400キロの海域で遭難信号を出し、その後炎上・沈没したのが確認された。