長野県軽井沢町で大学生など15人が死亡したスキーツアーバス事故から15日で10年となるのに合わせ、教え子4人を亡くした法政大学名誉教授の尾木直樹さんが現場を訪れ、慰霊しました。


尾木さんは12日午前10時半過ぎ、法政大学の関係者とともに現場を訪れ、慰霊碑に花を手向け、静かに手を合わせました。


事故は、2016年1月15日未明、軽井沢町の国道18号碓氷バイパスでスキーツアーの大型バスが崖下に転落し、法政大などの学生13人と運転手2人のあわせて15人が死亡しました。

尾木直樹さん:「とうとう10年も経ってしまいました。人の命が大事にされるような社会にするために、私たち遺された者が頑張っていくことをお誓い申し上げます」

尾木さんは、4人の写真を収めたアルバムを手に訪れましたが、中はあまり見られなかったといいます。


尾木さん:「満面の笑みの写真なんですよ。それ見たら泣けてきて。あの笑顔がなくなったのかと思うともう悔しいというか、申し訳ないというか。たまらないですね。この10年やっぱり、生き残った子たちが大けがも後遺症もいろいろ負いながらも前進しているというのが一つの励みかなと感じています」


尾木さんは、事故後、現場での慰霊を続けていて、今後も「体が動く限り続ける」と話しました。