沖縄県では、6月16日に県議会議員選挙が行われます。4年に1度の選挙を前に、県議や県議会の役割について考えます。
県議会とは何をするところ?
そもそも県議会とは何をするところだと認識されているのか、街で聞いてみると。
▽県民 「具体的には分からない」「特に想像したことないですね」
意外と県民から見えていない、県議や県議会の役割について、県議会事務局の担当者に話を聞きました。
▽県議会事務局 佐久田隆政務調査課長
「沖縄県には146万人以上の県民がいて、様々な方々がいます。その課題の解決に向けて全ての県民の皆さんが集まって話し合いをすることは現実的ではありませんので、地域から代表を選んで話し合いをする必要がある。ということでその代表者が県議会議員です」
県議たちは、県民の意見や要望を届ける、地域と県の橋渡しをする役割を担っています。また県の政策や予算を確認し、それが県民の意見を反映させたものになっているのかを議会で審査・審議します。
「県議会の決定」をもって、知事は県民の暮らしをより良いものにするための行政サービスを提供できるようになるわけです。