石垣島に陸上自衛隊の駐屯地が開設され1年が経つのを記念し、式典が開かれました。


陸上自衛隊の石垣駐屯地は去年3月、南西諸島の防衛力強化のため与那国島や宮古島に続いて開設され、ミサイル部隊などが配備されています。


開設から1年を迎え、先月式典が開かれ、与那国町や竹富町などの自治体関係者や一般市民などおよそ1300人が参加しました。


式典では石垣駐屯地司令の井上雄一朗1等陸佐が「八重山地域の島と住民を守る抑止力の要として役割を果たし続ける」と挨拶しました。


会場では駐屯地に配備されている車両や12式地対艦ミサイルなどが公開され、駐屯地の外では自衛隊やミサイル配備に反対する市民が抗議の声をあげました。