新年度を迎えて県内の企業などでは入社式が行われ、新入社員が新たな一歩を踏み出しました。

このうち創立60周年を迎える那覇市の琉球通運では、物流倉庫の前で入社式がおこなわれ、1日に新たに入社した3人に、先輩から花束が贈られました。

物流業界では、働き方改革の一環で、1日からトラック運転手の時間外労働の上限規制が適用され、人手不足にともなう物流の停滞が懸念されています。

式では、喜納秀智社長が、「物流の2024年問題はきょうから始まっていく。皆さんと一体となって取り組んでいきたい」と訓示を述べました。

琉球通運新入社員・新垣輝十さん
「みなさんが温かくむかえていただいたので、すごく晴れ晴れしい気持ちです」
「2024年問題だとか、あとは、まだまだ進化しなければならない部分が多い業界だと聞いておりますので、多角的な視点で物事を考えられるように挑戦をがんばっていきたい」

琉球通運では、人手不足に備え4年ほど前から新卒採用を強化しているということです。