県や国で構成する渇水対策連絡協議会は、ダムの貯水率に応じた時系列ごとの対応をまとめた「渇水対応タイムライン」を発表しました。このまま少雨傾向が続けば来月にも夜間断水を見据えた会議を開く見通しです。

3月27日午後、大保ダム上空からは地肌が露わになり、水面が下がっている様子が見られました。また福地ダムの支流では水がわずかに残っているものの、底が干上がっている様子が確認できました。

水不足が続くなか、県や国で構成する沖縄渇水対策連絡協議会はダムの貯水率に応じて、時系列ごとの対応をまとめた「渇水対応タイムライン」を発表しました。

少雨傾向が続き、来月、ダムの貯水率が35%から20%台に落ち込むと「夜間断水」を検討する会議を開く見通しです。

渇水対策連絡協議会 松下一樹さん
「節水を進めて、ダムの水を温存して、できる限りそういった水不足に陥らないようにしたい」

27日午前0時時点のダムの貯水率は、平年値より32.3ポイント低い43%となっていて、渇水対策連絡協議会は節水を呼びかけています。