おととし、那覇市の認可外保育施設で乳児が死亡した問題で、検証委員会が再発防止策などをまとめ市に答申しました。

おととし7月、那覇市の認可外保育施設でうつ伏せで寝かされていた、生後3か月の男の子が死亡した問題を受け、那覇市が設置した検証委員会は3月25日、市に報告書を答申しました。
報告では、園が乳児の観察などを怠ったことや、市が施設を十分に監督できていなかったことなどを指摘されていて、市や国などに向けた再発防止への提言がまとめられています。
また、検証委員会の照屋会長は、検証委員会の立ち上げが遅れたことなど那覇市の対応について問題点を指摘しました。
検証委員会 照屋建太会長
「那覇市にとっては、頑張ってもらわないといけないような内容も、たくさんあると思いますので、現状またどうやっていくか、またその中で問題があったら改善していくっていうのは、那覇市でしっかり取り組んでいただきたいと私からは強く申したいと思います」

那覇市は、指摘された問題点について改善することができれば、ホームページ等で公開するとしています。