地震や豪雨など大規模災害が発生した際に、ボランティア活動の拠点となる「災害ボランティアセンター」の設置や運営を想定した訓練が、北谷町で行われました。

災害時に被災地に設置される「災害ボランティアセンター」は、被災者のニーズの把握やボランティアとのマッチングなどを行う活動拠点です。

訓練には、県内市町村の自治体職員や住民など、およそ130人が参加し、「災害ボランティアセンター」のスタッフ役とボランティア希望者の役とに分かれ、ボランティア受け付けから現場に送り出すまでの一連の過程を、ロールプレイング形式で確認しました。

参加者
「流れを学ぶことができたのでよかった。役割分担がやっぱ災害においても大事だなと」

「実際と同じような訓練をして、ちょっと頭がパニックなってしまって自分自身がですね、本番も同じように対応できるかちょっと不安である」

沖縄県は大規模災害が発生した際、県外からの人や物の支援がすぐに届かない状況が想定されるため、県社協では、被災地が主体となってボランティアセンターを設置・運営する能力が特に重要だとしています。