40歳をこえても現役にこだわる理由
Q皆さんにとって我那覇選手はどんな存在なんですか?
チームの同僚
「スーパー兄貴です(笑)スーパースター兄貴です」
25年を超えるプロ生活。この日マイクをつける音声マンが22歳だと知ると…

我那覇選手
「20歳差か、ヤバい」
Q音声マンが生まれる前からJリーガーですよね?
「ヤバいですね、ヤバい、時代を感じます(笑)」
かつて沖縄でプロを目指してプレーしていた我那覇。当時のことを聞くと。
Q今の沖縄サッカーの環境とは、当時全然違った環境だったと思うんですが
我那覇選手
「今は指導者もそうですし、環境も整って、素晴らしい環境の中でやっていますけど。その当時は“サッカー不毛の地”と言われるぐらい、まだまだサッカーが根付いていないときでしたので。自分の後に続く選手を輩出するために、自分も勝手ながら沖縄を背負ってやらせてもらっていましたし、自分が活躍することによって、次の世代につながるのかなと思って、そのときは必死でプレーしていました」

40歳を過ぎても地域リーグでプレーを続け、今シーズンJ3参入をめざすJFL・沖縄SVからのオファーを快諾した我那覇。
我那覇選手
「いつかは沖縄でもう一度プレーしたいと思っていたので、それが今年かなってうれしいなって思いで、日々感謝しながら生活していますけど」
Q43歳になった今も現役にこだわる理由は?
「心の底からサッカーが好きで、小さいときから両親の支えだったり、周りの方が支えてくれて今の自分がいますので、今でも応援してくれる方々のためにも無理してでもやりたいなと思いますし、恩返しはしたいなと思ってやっていますし」