交通事故で保護者を亡くした子どもを支援しようと大分県内の自動車販売会社でつくる団体が12日、県に寄付金を贈りました。

県自動車販売店協会では会員企業の社員や関連団体からの募金と中古車販売イベントでの収益金の一部を毎年交通事故遺児の支援に寄贈しています。

県庁で行われた贈呈式では協会の橋本仁会長が寄付金およそ162万円の目録を佐藤知事に手渡しました。

(県自動車販売店協会・橋本仁会長)「一生懸命勉強ができる環境であるとか、あるいはスポーツができる環境であるとか、少しでも笑顔がたくさん出るようなそういうふうになってほしいといいなあと思って、寄付をさせていただきました」

交通事故で保護者を亡くした小中高校生は県内で、現在30人以上にのぼっています。協会からの寄付金はこれまでに5600万円を超えていて、入学や卒業の祝い金として贈られます。