海難事故を想定した警察、消防、それに海上保安部による初めての合同救助訓練が行われ、お互いの連携を確認しました。

この訓練は大分海上保安部、大分市消防局、それに、県警の3つの機関が救助現場での連携を深めようと初めて行ったものです。11日は大分港沖でボートと水上バイクが衝突して乗っていた4人が海に転落したという想定で実施されました。

訓練ではお互いの機関が情報共有をしながら、実際にダイバーが海に潜って救助者の捜索、引き上げを行いました。

(大分海上保安部・立道英樹部長)「連携を高めることでより高度な救助捜索ができるようになる。県民の安全安心につながる救助体制を確立していきたい」

大分海上保安部によりますと、県内では今年1月から11月末までに、32人が海での人身事故にあっていて、去年の同時期より10人多いということです。