調理師を目指す大分市の高校3年生が卒業制作としてオリジナルのフルコース料理に挑戦しました。
大分市の楊志館高校の調理師コースでは毎年この時期に来年春に卒業を控えた生徒が3年間の集大成としてオリジナル料理を作っています。
6日は26人が予算2500円で購入した食材を使い、夏休み明けから構想を練ってきたコース料理に挑戦しました。生徒たちは3年間で学んだ技術やアイデアを活かしてこだわり抜いた和洋中様々なオリジナル料理を仕上げました。
(生徒)「自分の思う1番いいものができてよかった。一番こだわったのは飾り切りで、これは鶴、梅の形に切っている」「3年後にこんな料理が作れると思っていなかった家族に食べてほしい。美味しかったねって言ってもらえるといいなと思う」
中には鯛をさばいて船盛を作った生徒もいました。
(生徒)「釣ろうと思ったんですけど、釣れなくて知り合いの漁師に頼んで頂いた。おじいちゃんのような、料理人のようにかっこよくさばけるようになりたい」
生徒たちは1月、保護者を招いて食事会を開き、感謝の気持ちを込めた料理をふる舞うことにしています。



















