大分県宇佐市の高校生が授業の一環として、地元の酒造会社で麦焼酎の仕込みに挑戦しました。
この仕込み体験は焼酎の製造工程の学習を通して科学的な知識を深めようと宇佐市の安心院高校が授業の一環として初めて実施しました。
4回の授業のうち、初日の5日は普通科の1年生10人が地元の三和酒類を訪れ、麦焼酎の製造について説明を受けた後、麦を洗ったり蒸したりする作業に取り組みました。生徒は12月20日までに麹の仕込みや蒸留といった作業も体験する予定です。
(生徒)「蒸留の方法によって味が違うので、学んでいけたらいいなと思います」「ふるさとの食の伝統を学んでこれからのことにいかしていきたい」
生徒が手がけた麦焼酎の原酒はおよそ3か月後に出来上がり、通常の商品にブレンドされて販売されることになっています。